芙蓉地質株式会社

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地盤情報

CBR試験(2) 設計CBRについて

設計CBRとは

舗装構成図イメージ

舗装設計便覧によれば、アスファルト舗装の厚さを決定する場合に用いる路床土のCBRを設計CBRといっています。
舗装は一般に図-1のような構成となっていて、路床土のCBR試験は路盤の下約1mの範囲が対象土となります。

予備調査から舗装設計

舗装厚及び各層の構成は、路床土の特性、交通量、気象条件及び経済性を考慮して決定します。
予備調査から舗装厚の設計までの流れは、

予備調査  CBR試験  設計CBRの決定  舗装厚の決定

という順序となっており、各段階における検討項目を以下に示します。

1)予備調査
路床対象土の物理的性質を知る試験(比重、含水、粒度等)を実施し、道路計画についての資料収集を行なう。

2)CBR試験
路床土を採取して、前号で示した方法でCBRを算定する。

3)設計CBRの決定
各地点のCBRを決定し、予備調査における土質情報とCBR試験の結果から同一舗装区間の設計CBRを決定する。

4)舗装厚の決定
設計CBR、交通量区分、凍結深さなどから、強度的にも経済的にも有利な舗装厚さを決定する。

路床の品質のチェック

路床の役割は、舗装と一体となって交通荷重を支持することであり、そのために路床は十分な強度支持力をもち、水が浸入しても膨張弱化しにくいことが必要であります。このような路床の具備する性質をチェックするため、CBR試験の一連の操作として、水中に4日間水浸し膨張度合をみて、さらにピストンを貫入させ強さをみる訳なのです。

参考文献
舗装設計便覧:(公社)日本道路協会
道路土工:(公社)日本道路協会
地盤材料試験の方法と解説:(公社)地盤工学会
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